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二年坂

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二年坂とは?

二年坂は清水寺に続く道で京都土産のお店が軒を並べる、
石畳の風情ある京都観光のスポットです。

二年坂とは三年坂(産寧坂)の下にある道です。

二年坂は産寧坂伝統的建造物群保存地区に含まれており、
石段や石畳など環境保全が行われています。

二年坂は清水寺周辺のお寺の門前町として発展し、
昔から土産物屋が軒を連ねていました。

今でも二年坂を歩くと1階が土産物屋の「むしこ造り町家」が楽しめます。

二年坂の楽しみ方

二年坂の楽しみ方は雰囲気にあるでしょう。

石段と石畳を楽しみながら京都らしい雰囲気を、
「二年坂」という地区が雰囲気を醸し出しています。

二年坂からは清水寺、八坂ノ塔、高台寺と清水寺周辺へいくことができますので、
清水寺から高台寺や八坂ノ塔へ行くときには、
ちょっと遠回りをしてぜひ通ってみてください。

三年坂のほうが活気があり京都観光のスポットとしては有名ですが、
二年坂は静かでゆったりと写真を撮ったり雰囲気を楽しむことができます。

二年坂の言い伝え

二年坂には言い伝えがあります。

なんと「二年坂で転ぶと二年以内に死ぬ」と恐ろしい言い伝えです。
二年坂にはこのことを説明する看板もあり、
京都観光の人は「転ばないように」気をつけて歩いています。

わたしも子どもの頃に二年坂の言い伝えを聞かされ、
ずっと「あそこは恐ろしい場所だ」と思っていました。

京都には怪談に出てくる場所が多いため、
そういう話だと思っていたのですが、
実際には怪談話は特になく、
二年坂は坂道で危ないから気をつけなさい程度のもののようです。

わたしは子どもの頃から二年坂の言い伝えを聞いてきたので、
なんとなく転ぶのが怖くて二年坂を通るのを避けがちですが、
二年坂は短いので気をつければ転ぶことはないでしょう。

もちろん転んでも「二年坂で転ぶと二年以内に死ぬ」というのは、
石段に気をつけろという警告ですので、
気にする必要はないとは思います。

二年坂はなぜ「二年」?

二年坂の名前の由来には諸説があるそうです。

わたしを含めて京都に住む人に聞くと、
三年坂の下にあるから二年坂と言われます。
二年坂を進むと三年坂が出てきます。
この下にあるから「二」になったというわかりやすい説です。

ほかにも諸説あるようですが、
この道は平安京ができた頃に整備されたとても古い道ですので、
ほんとうのところは誰もわからないようです。

二年坂という響きはいいですよね。わたしは好きです。



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