京都市観光ガイド

哲学の道

 京都市観光ガイド > 哲学の道
 

哲学の道を散歩する

「哲学の道」は桜と蛍の名所として有名な散歩道です。

哲学の道は京都の東に位置し琵琶湖疎水と平行に、
1.6キロ程の散歩道が続きます。

そばには銀閣寺、大文字、永観堂、南禅寺といった、
京都観光にははずせないスポットもあります。

今出川通りを東に突き当たったところから、
哲学の道ははじまります。

哲学の道をそのまままっすぐ突き当たると銀閣寺で、
その後ろには大文字が迫ってきます。

哲学の道のベストシーズン

哲学の道の2つのベストシーズンは桜の季節と蛍の季節です。
特に桜の時期には地元の人も含めて花見客がたくさん訪れます。

梅雨明けごろには哲学の道と平行に走る琵琶湖疎水に、
源氏蛍が飛び交います。

哲学の道を散策しながら蛍を見ると、
水面に映った蛍の光がとても美しく思えます。

蛍が見える時期の京都観光でははずせないスポットです。

哲学の道の由来

「哲学の道」という名前は大正時代に京都大学の哲学者が、
散歩したことから名付けられたそうです。
哲学の道を歩きながら哲学の議論をしていたのだとか。

哲学者の一人は西田幾太郎という人物で、
碑石が哲学の道にあります。
安楽寺近くにありますので探してみてください。

わたしも「大正時代に哲学を考えながら歩いた人がいた」と考えながら、
哲学の道を歩いたときは「そういえば人生を考えたくなる道だな」と思いました。

哲学の道おすすめコース

哲学の道は途中で一休みしながら歩ききるのがお勧めです。

まずは京都の東の今出川白川へ向かいます。
そこから哲学の道を歩き出しましょう。

【哲学の道 散策コース】
哲学の道→銀閣寺→哲学の道→永観堂→南禅寺

まずは哲学の道を数百メートル歩き銀閣寺へ向かいます。
銀閣寺では美しい庭園を楽しんでください。
時間があれば裏にある大文字に上るのもおもしろいとおもいます。

銀閣寺を楽しんだあとは哲学の道へ戻り、
1.6キロの道のりを哲学の道の風情と、
琵琶湖疎水の流れを楽しみながらゆっくりと歩きます。

哲学の道は若王子神社で終わりますので、
哲学の道を歩き終えたら紅葉で有名な永観堂に向かいます。

哲学の道が終わり永観堂から南禅寺へ向かう道は、
京都らしい風情のある地域ですので景色を楽しみながら移動します。

南禅寺の名勝として指定されている方丈庭園は一見の価値があります。

南禅寺を散策したあとは少し歩いて地下鉄「蹴上」へいくのもいいですし、
疎水の景色を楽しみながら平安神宮へ徒歩で向かうのもお勧めです。

京都観光で銀閣寺に行こうと考えているかたは、
哲学の道も忘れずにプランにいれておいてください。



京都市観光ガイド 記事一覧

京都市観光ガイド / 三年坂 / 二年坂 / 八橋 / 哲学の道 / 清水寺 / 清水寺と世界遺産 / 清水寺の歴史 / 錦市場



(C)京都辞典

お願い:京都市観光ガイドに誤植や間違いを見つけた方はkyoto@gurimori.comまでご連絡をお願いいたします。
ご注意:京都市観光ガイドの掲載情報が正確であることは保証いたしませんので、最終的な確認は京都観光の前にご自身でお願いいたします。また京都市観光ガイドにより発生したいかなる損害も保障いたしませんのでご了承ください。