清水寺は水からはじまった清水寺は奈良時代にはじまる延鎮上人という僧侶が開いたお寺です。 観音様のお告げに従い音羽の滝にたどりついた場所が、 彼は音羽の滝のそばに家を建てすみつきました。 その後、坂上田村麻呂(平安時代の優れた武人)が、 それに感銘を受けた坂上田村麻呂は妻と共にお堂を建てます。 清水寺がどのようにできたかという話には諸説あるそうですが、 清水寺と延暦寺清水寺は昔、興福寺の法相宗に属していました。 興福寺と延暦寺は僧兵を持つ寺で当時の政権からも恐れられる存在でした。 このライバル関係に清水寺は大きな影響を受けます。 なんと延暦寺の衆徒が清水寺を襲い清水寺は炎上してしまいます。 平家物語にもその様子が描かれていますが、 延暦寺と清水寺は近いこともあり、 清水寺の歴史が長いということも関係しているのでしょうが、 こういう歴史をみると焼き討ちや戦の影響を受けたりしながら、 清水寺に訪れる際には歴史をひもときながら、 清水寺の歴史ある建物清水寺には多くの歴史ある建物があります。 「清水の舞台」で有名な本堂は400年近く前(1633年)に再建された建物で、 清水寺の入り口にある仁王門も重要文化財に指定されています。 応仁の乱(室町時代に将軍の座を狙い25万人の兵が京都でぶつかった)で、 清水寺には国宝の本堂以外にも10以上の重要文化財があり、 それぞれが清水寺の歴史を感じさせる建物でおもむきがありますので、 京都市観光ガイド 記事一覧京都市観光ガイド / 三年坂 / 二年坂 / 八橋 / 哲学の道 / 清水寺 / 清水寺と世界遺産 / 清水寺の歴史 / 錦市場 (C)京都辞典 お願い:京都市観光ガイドに誤植や間違いを見つけた方はkyoto@gurimori.comまでご連絡をお願いいたします。 |