京土産の定番「八橋」
京都土産の定番といえばやはり八橋でしょう。
学生でも社会人にも万人受けするので八橋が京都土産の定番ですね。
京都に住んでいた時には八橋を食べる機会はあまりなかったのですが、
東京で働いていたときには京都土産といえば必ずといっていいほど、
「八橋」か「生八橋」をもらっていました。
1枚がボリュームもあるし、
ニッキの味がさわやかなので、
お茶請けにはちょうどいいですよね。
八橋はなにからできている?
八橋がどのような原料から出来ているかご存じですか?
今ではたくさんの種類の八橋がありますが、
八橋の基本になっている原料は3つです。
・米粉
・ニッキ
・砂糖
八橋の歴史
京都土産の八橋が今のような扇型になった理由は諸説ありますが、
一番有力なのは人名であるという説です。
その名前は江戸時代初期に生きた、
八橋検校という筝曲の作曲家に由来します。
筝曲八橋流を創設し筝曲の向上におおいに貢献した人物です。
この八橋検校という人が作ったのが堅焼煎餅の作り方を、
ある茶店の店主に伝えたと言われています。
そして八橋検校がなくなったあとで、
堅焼煎餅を元に弟子が琴に似せて作った菓子、
それが「八橋」となったと言われています。
もう一つの説は伊勢物語に出てくる、
三河国の八橋という橋を模しているという説です。
八橋の種類
八橋のお店
現在の八橋は多くの店から発売されています。
八橋の有名な老舗といえば、
・聖護院八ッ橋総本店
・井筒八ッ橋本舗
の2つでしょう。
八橋の種類
一番有名で皆さんが京都土産として食べる機会が多いのは、
堅焼きの八橋でしょうが
最近ではご存じのように生八橋や、
抹茶八橋などという種類も出てきています。
ちなみに生八橋は表千家の茶会で、
聖護院八ッ橋が出したところ、
とても好評であったことから商品化されたのだとか。
今では、
・八橋
・生八橋
・あんこ入り生八橋
が八橋の主流でしょう。
京都土産に八橋を作る!
京都土産に八橋をもって帰るなら、
自分で焼くこともできます。
・寺町通りの井筒八ッ橋本舗で、
32枚焼けて一人800円(税込み)です。
詳細:八ッ橋手焼き体験
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